金のフォークに銀の匙
ひな祭りも過ぎたというのに、あいかわらず寒い日が続きますね。
うちの庭では前の家(白)と実家から挿し木で持ってきたピンクの沈丁花が、ひっそり花を開きました。
実家のピンクの沈丁花は、もとは今は亡き私の父方の祖母が、うちの母に挿し木でくれたものだそうです。
沈丁花はだいたい木が20年ぐらいの寿命らしいので、挿し木して代替わりさせるのがいいそう。
祖母がくれたものから2代目となるうちの株は、やっと根がついたところで、まだまだ小さいですが、これから玄関先で季節ごとに咲いてくれるかと思うと楽しみです。大きくなると、本当にうっとりするぐらい香るんですよね。
さて、来月4月5日にムービックのルナノベルズさんから、「金のフォークに銀の匙」が発売になります。
麻生海さんのとても素敵な表紙がこちらです。
すごくすごく可愛いです!
ちょっと童話や寓話っぽいイメージの話を意識してみたところ、こんなにふわりと柔らかい、魅力的な表紙にしていただけました。嬉しい。
話はわりに今回は王道!…だと自分では思うんです。受の三谷が、これまであんまり書いたことのないふわふわしたタイプかな?と思います。…多分。
4月1日のJガーデンのムービックさんのスペースで、小冊子付の先行販売が行われるそうですので、興味のある方はぜひ覗いていただけるとありがたいです。
他、提携店さんでもこの同じSS小冊子がつくフェアが行われるそうです。
私は今回のこの「金のフォークに銀の匙」のショートで参加させていただいてます。
あと、コミコミスタジオさんではさらに小冊子に加えて、絵ハガキタイプのSSがつくそうですので、よろしければご覧になって下さい。
私、前のリンクスさんの「天使のささやき」の絵ハガキのSSフェアの時もそうだったんですけど、わりにこの絵ハガキSSが個人的に気に入ってます。短いので何てことない話なんですけど、どっちも好きだ。すごく限られた文字数が厳しいんですけど、楽しいんですよね。
そうだ、今回の裏表紙は口絵もファンタジーっぽく仕上げていただいてるので、絵的にはまったく問題ないです…けど、まぁ、あれだ。私が最後に書いた一文がクローズアップされてるのですが、それがかなりの羞恥プレイなので、お勘定の際に本をひっくり返して出される方は、一応、心しておいて下さい。
まぁ、帯で正面にすごい言葉が並んでる時もあるしね! これぐらい、まったくの許容範囲かなっ?