新しいバラが来ました

 今日、ルチル文庫さんからお手紙を転送して頂きました。思わぬ数をいただけて、すごく嬉しかった!
 こんな仕事をしておりますが、ものすごい筆無精なので(むしろ、筆に限らずとにかく無精者…あ…)ここ最近、手で字を書かなければならないものはすべて放置気味でして…、その分、お手紙書くってすごく労力のいることだなぁとしみじみ思います。
 本当に嬉しいです、大事に読ませて頂きます。ありがとうございます。

 さてさて、今現在、手つかずの庭を緑で埋めることにムキになってます。
 今、はまっているのがバラ。今回、けっこう日当たりがいいのと、若干、スペースに余裕があるので、いくら私でももうちょっとバラを育てられるんじゃない?と、バラのカタログが出まわるこのシーズンにオラオラオラオラッと大人買いしてみました。

 ひとつは、「ラ・マリエ」。 

 花姿の美しさに惚れて大苗を注文してみましたが、やってきた箱の大きさに驚きました。箱だけで、高さ2メートルはある…。
 もちろん、中から出てきた苗もかなり背丈があって、鉢を入れると140センチは余裕でありました。
 でも、お花屋さんの店頭で見るような美しい蕾が出てきて、嬉しさに小躍りしてしまいました。
 5つぐらい蕾がついてるんだけど、全部咲くかなぁ?

 二つ目は、「フレグランス オブ フレグランシズ

 後ろに培養土とかがひっそり写り込んでますが、気にしてくれるな。

 実は「ラ・ローズ・ドゥ・モリナール」を頼んだつもりだったのですが、何を思ったかこちらを注文してたみたい…。
 ひとつ仕事が終わると、アドレナリンが過剰分泌されてるのか、なかなか寝つけずに注文したせいかなぁ。
 そういえば、夜中に朦朧としながらこのフレグランスの紹介文、「薄墨桜の花色を思わせるソフトピンク~グレイッシュラベンダー色で、花弁の周囲には若紫色の糸覆輪がかかり…云々」って素敵だわぁ~…とか思ってたような気がする…。

 佐川にはたまにあることだけど、発送から2日もかけてうちまでやってきたので、ひとつ花が開き切っちゃってますが、これが本当にうっとりするようないい香り。これまで、バラでこんなにいい匂いだなと思ったのは初めて。
 フローラル・フルーティと一口に言われてますが、かすかに柑橘っぽい香りもするような気もします。強いて花の香りに喩えれば沈丁花に似ていると思うのですが、でももう少し繊細で複雑な香り。
 シルクのベールで被ったような…の意味がいまいちわからない粗忽者で申し訳ございませんが、柔らかくてやさしい香りです。強香といわれてイメージするような、きつい匂いじゃないです。
 現金なもので、すごくいい匂いと思った瞬間、しまった、注文間違えた…から、こいつはラッキーッ!へとガッツポーズに。
 こちらはラ・マリエよりも、はるかに小さな蕾が2つほどついてますが、咲いてほしいなぁ。
 最近、かなり寒くなってきましたもんね。ちょっと厳しいかもしれない。

 そういえば、夏場、庭に水まいている時に必ず周囲をうろうろしていたアシナガバチ、どこに住んでるのかなと思ってたのですが、この間、うちの前の店で裏の植え込みを数人がかりで殺虫剤片手にハチ退治をしてました。
 お客さんの出入りしない店の裏手だし、アシナガバチはそう凶悪じゃないからいいじゃないすかと思ったのですが、どうも巣ごと撤去された模様。
 おかげで、あれ以来、うちでほとんど見なかった青虫だの尺取り虫だのの類がにわかにハバをきかせるように…(-.-#)

 来年はうちのあまり人の出入りしないあたりに巣を作ってくれたらいいのにと、心から願ってます。
 ウェルカム、アシナガバチ!

 ちなみに今、うちにあるバラは、
・前の家から連れてきた「キャスリン・モーリー(現在、私の茶色い手のオーラにあてられることを怖れて、鉢から地植えに)」
・地植えして家に這わせてたので連れてこれなかったけど、次も絶対に育てると心に決めた「ロココ」
・壁に這わせちゃると野心満々で購入した「ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール」
・これっぽっちも名前が覚えられまへん…な「ユアンネルン アン シュロス シャールフェンステン」

 ロココは今回、前よりも条件がいい場所にいるにもかかわらず、のっけから根こぶ病にかかったようで、切り取ってその切り口を焼いたため、今、根本にかなり派手な裂け目があります。あと、それで少し弱ったのか、今年はうどんこ病がけっこう出たかな。根こぶは撃退できたかどうかは不明。以前のロココよりは、勢いがないような気がします。とりあえず、要観察中です。

 ユアンネルンはやはり半年ぐらい前の締切あけにディープな深紅に引かれて、ルージュピエールと共に衝動買いした模様(やはりあまり記憶にない…けど、気分的に四季咲きでクリムゾン・レッドな気持ちだったんでしょうね)ですが、情報量が少なくてかなり謎のバラ。
 とりあえず、花はわりに小さくて花持ちも悪いです。上に伸びずに横に広がっていきます。成長遅いらしいです。実際、遅いですね。というより、来た時とサイズ変わってないんじゃない、あんた?レベルです。とりあえず、一番日当たりのいいところにいるので、蕾だけはけっこうつけてくれるのが救い。
 多少放置してても、勝手にどんがどんが育ってゆくロココとかロンサール見てると、同じ生き物とは思えない。キャスリンさんでさえ、黒点病にかかりながらもへろへろと葉っぱを出しては伸びてゆくというのに…。
 かなり気難しいバラじゃないかと思います。
 今、5つぐらい蕾を付けてますが、咲くのかなぁ…。

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