重版予定なしとなっている商業誌について
桐原に「ボケー!」と言われてムカついた…。
昨日、書き忘れてたのですが、絶版本について問い合わせてこられた方…これ、正式には重版予定なしといいます。絶版っていうのは、出版社がすでに存在しない本や、版権を所有してない本についていうのだそうで…。
それでもって、この重版をかけるかどうかを決めるのは出版社ですので、まぁ、申し訳ないですが、私が重版かけてよーと言ったところで、どうしようもないというのが本当のところです(これについては編集さんにも決定権がなく、営業サイドで決める模様)。重版をかける時は流通の関係上、やはり単位が何千冊ということになり、これが確実にはけるという見込みがないと、出版社もお商売ですのでそんなにほいほいと刷ってはくれないです。
ただ、お問い合わせいただいた本については、つい先日、別の方から在庫がないのでどうすればいいのかという問い合わせがあり、出版社の通販担当部門に直接メールで問い合わせれば、通販でも扱えるという答えがあったところなので、もしかしてまだ1,2冊なら扱ってくれるかもしれません(あれば…の話ですが…、ただし、出版社からの送料はかかってしまうと思います)。
読者さんから在庫が手に入らないと言われ、重版かけてよーぅ…と、歯がゆい思いをするのは私どもも同様です。まぁ、あの本については、わりに「読みたいのに、手に入らない」というご意見を頂く本ではあるので、何人もの方から編集部宛に熱烈なお手紙を頂くとか、復刊ドットコムなどで地道に票を集める…などの表だった動きがいくつかあれば、まだ可能性がなきにしもあらず…ではありますが…。なんしか古い本ですし、話自体はエゴイストみたいに派手な話でもないので…うーん…
こんな答えで申し訳ないです